バカロレア

国際バカロレアってなに?子供英語教育の近道なの?

世界で普及する教育プログラム「国際バカロレア(IB)」

日本の東大が2年後に導入する推薦入試に活用することで話題になりました、世界中の有力大学入学資格となる「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)資格」が大きな注目を集めています。

IBとは、国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。国際的な視野を持った人材を育成するため、生徒の年齢に応じて、以下の教育プログラムを提供しています。子供をバイリンガルに育てたいという親御さんの多くは、バカロレアに注目されていると思いますが、本日は、バカロレアについて詳しくご説明いたします!!!

バカロレアは本当に国際的だった!!

平成26年11月4日現在、世界147か国、3,937校(日本国内:27校)において実施。

■プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP) 【1,197校 (国内:16校)】

 

3歳~12歳を対象として、精神と身体の両方を発達させることを重視したプログラム。どのような言語でも提供可能。

(言語、社会、算数、芸術、理科、体育(身体・人格・社会性の発達) )

 

 

■ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP) 【1,117校 (国内:9校)】

 

11歳~16歳を対象として、青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラム。どのような言語でも提供可能。

(言語A、言語B、人文科学、理科、数学、芸術、体育、テクノロジー)

(学習の方法(approaches to learning)、コミュニティーと奉仕活動、人間の創造性、多様な環境、保健教育と社会性の教育)

 

 

■ディプロマ・プログラム(DP) 【2,623校 (国内:19校)】

 

16歳~19歳を対象としたプログラムであり、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能。原則として、英語、フランス語又はスペイン語で実施。

(言語と文学(母国語)、言語習得(外国語)、個人と社会、理科、数学、芸術)

(課題論文、知の理論、創造性・活動・奉仕)

 

※大学入学資格は、ディプロマ・プログラム(DP)でのみ取得可能。

 

 

グローバル化の波は教育分野にも押し寄せていることから、文部科学省は4年後にIB認定校を現在の7倍の200校に増やす目標を一昨年に掲げました。

 

しかし、原則としてすべての授業を英語・フランス語・スペイン語のいずれかで実施されることが求められていること。「全人教育」が教育理念のIBは、単に各科目の履修だけではなく「コア」と呼ばれる必修科目から構成されるカリキュラム内容。

 

「コア」とは、学習の方法(探究・信念、批判的・論理的思考など)・教室外の奉仕活動・振り返りのプロジェクト(コミュニケーション能力)といったもの。現在日本の試験一発の大学入試制度を念頭に置いた小学校?高校まで教育のソレとは懸け離れた内容で、目標までの課題は山積です。

 

外国語能力だけの問題ではなく、生徒自ら調べて考えることが不可欠で、勉強量や読書量はかなりハード。子供のみならず、それをサポートする親も覚悟が必要になります。

 

昨今、インターナショナルスクールの就学前教育「プリスクール」へ幼稚園代わりに通わせる親が急増している背景は、国際学校への進学を前提に「6歳までに英語を覚えさせたい」から。

 

親が子に期待する「国際的な視野を持つ人物」への近道「国際バカロレア」も視野のひとつにいれておいて損はないでしょう。